「ベランダでおいしい野菜づくり」からはじまる
嫁が4月も半ば、「トマト栽培をはじめる」と言い出した。
手には、たなかやすこ著「ベランダでおいしい野菜づくり」
さして興味もなかったのだが、本をパラパラとめくってみると、どうやらこの著者は、「永田農法」というものを取り入れており、スーパーでは買えないような、おいしくて健康的な野菜がつくれるという。
「植物本来の持つ力を最大限に引き出して育てる」という言葉に、ぐぐぐっと、引きずり込まれ、なにやら火がついてしまった。
「世界一うまいトマトをつくるのだ!私が!」というイメージが脳内に広がり、ドーパミンがバンバンでていた私は、嫁の「気軽に手軽にトマト栽培~」という考えを一蹴。
本格的な「永田農法」をはじめるべく、本に書かれていたものを中心に、早速、以下のものを買い揃えた。
①日向土(小粒)18L
②くん炭 12L
③プロトリーフ かる~い鉢底石 5L
④じょうろ
⑤霧吹き
⑥トマトの苗 2つ
「エムソン 日本育ちの黒いトマト ミニ」
「サントリー 本気野菜 ジューシーミニ」
⑦支柱 150cm 3本
⑧プランター 38L ※長方形のもの
⑨液肥(ハイポネックス)※窒素6:リンサン10:カリ5
トマトの苗は、嫁と私がそれぞれひとつずつ選ぶことになったのだが、私は、あまりスーパーで見かけない「黒いトマト」というやつを選択。
なんといっても、「原種に近いトマト」ってところが、ワイルドだ!
嫁は、失敗が少なそうな、なんだかフツーのミニトマトを選んだ。
(なんだか、ワクワクしないトマトだ。)
お会計は、たしか5,000円くらい。
私がこだわったせいで予算がオーバーしたと嫁がいらいらしだしたので、3,000円を渡してことなきを得た。
世界一おいしいトマトをつくるのだから、安いものだ。