はじめて永田農法で土をつくる
世界一のトマトづくりは、土づくりからはじまる。
「永田農法の基本を忠実に」がモットーだ。
たなかやすこ先生(と呼ばせてください!)の本を見てみると、土作りといっても、日向土とくん炭を9対1の割合で混ぜるだけという。
とはいうものの、重さに対してなのか、体積に対してなのか。。。
くん炭は、もみがらを焼いて炭にしたもので、吹けば飛ぶよなものだし、きっと体積のことを指し示しているに違いない!
日向土は、軽石から作られているとはいえ、それなりに重いのだ。
ちなみに、この日向土。粒が硬いため、通常の軽石と違ってつぶれることがない。
さらに細かい穴があいており、水はけが良い割りに、「水分や養分、空気をたくわえる」とのこと。
呼吸しながら成長する根にとって、最適、いや、神的存在なのだ。
すごいね、日向土!
早速プランターに、スコップでざっくり日向土を9回入れ、くん炭を1回入れて、まぜまぜまぜまぜ。
と、ここまできて、「あれ。これ入れないの?」と嫁。
鉢底石。。。もっと早く言ってくれ。夢中になると、私は色々抜けるのだ。
プランターの底に、鉢底石という大きめの石を敷くことで、「水や空気の通り道になるすき間を作り、水はけのよい、空気が循環する環境を作る」ことができるそうな。
これを怠ると、根が腐ってしまうこともあるとのことで、命とりになりかねない!
どのくらい敷き詰めればよいかわからないので、とりあえず5L全部入れてみたが、日向土の量を考えると、ちょうどよさそう。
私は、プロトリーフ社の「 かる~い鉢底石」というものを買ったのだが、断然軽くて良かった!
日向土とくん炭を混ぜたものを再度入れなおし、最後に液肥(水で500倍に薄めた)をたっぷり与えて、ひとまず土作り終了。
日向土とくん炭で作る土には、栄養分が含まれていないとのことがポイントで、こちらでトマトに与える栄養を完璧に管理することができるということらしい。
ぶくぶくに太った小学生を見ると、「親はなにをやってるんだ!」といつも憤慨してしまうのだが、好きなものを、たくさん食べさせることが、その子のためにはならないのと同じことですね。
ひとつ失敗したのは、鉢底石をネットでくるんでおかなかったこと。
日向土とくん炭をのせていくと、鉢底石とまざりあって、次回使う時に分けるのが大変だがな。ねえ?